2017年11月14日

家族の想い出。

寒い日が続くと、つい唄ってしまいます。

日本に来て長いけど、まだ英語まじりの歌を
唄ってしまう外国人が唄う「北の宿」。

♪youはchangeはnothingですか
 everyday coldがつのります
 着てはもらえぬsweaterを
 coldしのんで編んでます
 woman heartの未練でしょう youがloveしい
 northのhotel〜♪

何のこっちゃ!

では、想い出話を。

あれは息子が4、5歳の頃。
家族3人で、海鮮市場のような
施設の食堂に行きました。

海鮮丼が食べられるコーナーと、
好きな魚介類のおかずを
取って食べるコーナーがあり、
私たちはおかずの方へ。

まだ小さな息子に高い海鮮丼は
もったいないと思い、おかずとごはんを
食べさせることにしました。

息子は好きなおかずを取るということが
初めてなので、いくつも取れることを知らず、
たったひとつのおかずを手にしました。

うちは貧乏なので、
「まっ、ええか!」と何も教えず、
そのおかずにご飯だけをつけて、食べさせました。

これが、家族の大切な想い出となったのです。

息子の取ったおかずは、アジフライ1尾。
これだけです。なんと、親思いな子でしょう。

アジフライにしょうゆをかけてやり、その上、
ご飯にもしょうゆを少したらしてあげたんです。

これに、息子が大感動したんです。

しょうゆご飯が美味しいことは、
息子も知っているんですが、
普段は身体のことを考え、
絶対にさせない食べ方だったんです。

これをやったもんだから、
満面の笑みで嬉しそうにパクついていました。

それは旨そうにガツガツ食べていました。

貧乏人の子どもなので、
サバ・アジ・サンマが大好きで、
最強の組み合わせとなったんです。

私は、あの笑顔が忘れられません。

貧乏な家庭に生まれても、
卑屈にならず、素直に育ったもんです。

隣で海鮮丼を食べている私のことなど、
見向きもせずに、一所懸命に食べていました。

って、親は海鮮丼かい!

えらい、すんまへん!

そこで、もうひとつ忘れられないことがありました。

なぜか感じる、まわりのお客さんの視線。
ガチョ〜ン!

そうか、「あの親子、貧乏なんだ。可哀想な子ども」
という眼。確かに感じました。

そりゃ、そうです。
アジフライにご飯だけなんですから。

しまった!
まわりの視線まで考えていませんでした。
息子の好きなものを
食べさせようとしただけなんです。
いや、ホント。

ちょっと恥ずかしかった。

でも、素晴らしい想い出だと思っています。

posted by 遊酔 at 08:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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