2017年09月21日

火星人は見た!

窓の外をボーッと眺めていたら、
目の端にひらりと動く白い物体が入ってきました。

えっ、何? 猪か鹿か、幽霊か?
それとも、イエティ、ビッグフット、
チュバカブラ……

どんどん想像が広がり、私は気づかれないように、
片目だけ出していました。

うわっ、えぇ〜。その時、私が見たものは……

♪バババッ、バァーバァ〜!♪

なんで、火曜サスペンスやねん!

な、な、なんということでしょう
(ビフォーアフター)。

嫁はんが、詰まった溝を掃除していたんです。

な〜んや、それ! ごくろうさんです。

と、火サスのことを考えていたら、
「家政婦は見たシリーズ」に代わる、
新しいドラマを思いつきました。

『火星人は見た』

家政婦紹介所に所属する火星人が、
派遣されたお宅のさまざまな秘密をのぞき見て、
おせっかいながらも、問題を解決に導く、
笑いと涙ありの物語。

「奥さま、お嬢さまのお気持ちも
 察してあげてください。
 多感な時期にひとりぽっちで、
 お淋しいんでございます」

と、甲高い声で火星人が言うんです。

「なによ、火星人のくせに!」

「確かに私は火星人でございます。
 地球人のことはわからないかもしれません。
 でも、同じ宇宙に暮らす仲間。
 心は同じだと思っております」

「偉そうなこと、言わないでよ。
 足が8本もあるからって」

「奥さま、それは違います。
 足は6本。あとの2本は手でございます」

「どうやって、見分けるのよ」

「ほら、いま頭をかいているのが手です。
 なんとなく雰囲気が違いますでしょ」

「わからないわよ。
 イカより足が少ないってことしか」

「ガァーン!
 奥さま、おっしゃってはいけないことを
 おっしゃいましたね。もう、我慢できません。
 私は今日限りでおいとまをいただきます」

「ごめんなさい。どうかイカないで。
 あっ、タコだったわね」

「ガァーン! また言ってはいけないことを。
 私は、タコではありません。
 火星人です。もう、イヤ!」

2人の溝は埋まることなく、
第1回の放送は終わったのでした。

だって、うちの嫁はんが溝掃除をしてしまったから。

アーハッハッハ! 上手い!

posted by 遊酔 at 08:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください